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高山ガクブチ工房

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午前9:00〜午後6:00
休業日
日曜・祝日、第2・4土曜、お盆、年末年始

愛知県名古屋市東区筒井3-27-13


額縁の構造・種類

額縁の構造とは?

フレーム

一般的に額縁には、額縁業界独自の規格サイズの額とお客様の作品の大きさ、厚さに合わせて作製するオーダー額があります。
また、棹材の種類は、色、幅、形によって分けられ、当社では、200種類以上を扱っております。

額縁の構造

ガラス

大切な作品を、汚れや湿気などから守る役目をします。
また、作品の大きさによって、安全性の面でアクリルガラスを使用する場合もあります。

マットボード

マットボード(以下、マット)とは、作品がガラス面に接触しないようにするため、作品とガラスの間に入れる厚さ2〜3ミリの厚紙の事で、作品を見せる部分は、斜めに切込みを入れた窓枠を開けます。
単純に言えば、作品と額縁の間の余白スペースを埋めるための紙ですが、マットが、有るのと無いのとでは、作品から受けるイメージもだいぶ変わった物になります。
また、マットの幅は、通常ですと約4〜5センチ、大きな物では、8センチぐらいとります。色は、数種類有り、色によっても作品のイメージが変わってきます。
マットの上下左右の幅は、基本的には同じ幅の方が、バランスが取れ良い感じに仕上がります。

裏面

ガラス、マット、作品などが落ちないように、裏板を入れ、トンボ(裏板を止めるための回転する金具)で裏板を固定します。
また、作品を保存する場合や、作品を取り出さない場合は、裏面を見栄えよくするために、グリーンのテープで張る場合もあります。
額縁を壁に掛ける場合は、額縁の裏の左右の上から1/3程下がった所に吊り金具をつけ、紐を掛ければ壁に掛けることができます。
なお、壁に掛ける場合の壁掛け金具ですが、壁の材質(石膏ボード、コンクリートなど)により金具が変わりますので、ご購入の前に壁の材質を知る必要があります。

額縁の種類とは?

デッサン用額縁

額縁業界でよく呼ばれている呼び名ですが、デッサン画を収めるだけではなく、比較的厚みの薄い物(写真、ポスター、版画、水彩画など)を、そのまま、あるいはマットを使用して収めると、作品をより引き立たせることができる額縁です。

デッサン額縁(ガラスが入るところのサイズ)
名称 寸法(ミリ)
インチ 204 x 255
八切(やつぎり) 242 x 303
太子(たいし、または八○) 288 x 379
四切(よつぎり) 348 x 425
大衣(だいころ) 394 x 510
半切(はんせつ) 425 x 545
三三(さんさん) 455 x 606
全紙(ぜんし) 545 x 727

油絵用額縁(油縁)

油絵用キャンバスを入れる額縁を油縁といいます。デッサン額との違いは、作品を入れるところの厚みが違います。
キャンバスは、2〜3cmの厚みがあるので、厚みを考えて深さを作った額縁が油縁です。
また、油縁は、画材屋さんなどで売られているキャンバスの大きさ(日本独自の規格で、キャンバスの裏面にF10などと書かれています。)に合わせて作られているので、海外で買われたキャンバスを油縁に収めようとしても、海外とはサイズの規格が違うので収めることはできません。この場合は、オーダー額になります。

また油額の場合は、ライナーを使用することができます。
ライナーとは、麻布張りの額縁のようなもので、厚みのある作品を額縁に直接収めるのではなく、額縁と作品の間にワンクッション置くマットと同じ役割をします。

作品と額縁の間に余裕を持たせゆったりとしたイメージにする場合や、キャンバス・厚みのあるパネルなどの作品を入れる場合に使用して、約2cm厚までの作品を収めます。ライナーは紙マットのように幅を自由には決められませんが下記の3種類の幅があります。

3301-B-F(約30mm幅) 
金と銀(SF)
4201-B-F(約35mm幅)
金と銀
5301-B-F(約50mm幅)
金と銀
ライナー
5301-B-F(約50mm幅)  金

構造的には、額縁を2重に作るという感じです。ですので、額縁2枚分くらいのお値段はします。
ライナーを使用する場合は上記の3種類からお選び頂き、お見積もりページの備考欄にご記入下さい。

ライナー
(例) 棹材紹介:MT0825
     ライナー:4201-B-F

油絵用額縁サイズ
名称 寸法(ミリ)
SM 158 x 227
F3 220 x 273
F4 242 x 333
F6 318 x 410
F8 380 x 455
F10 455 x 530
F12 500 x 606
F15 530 x 652
F20 606 x 727

このサイズは、キャンバスの木枠のサイズなので、実際のキャンバスの大きさは、布が張られている分数ミリ大きくなっています。
また、油縁は、この規格のキャンバスの厚みなどを考えて作られています。

特注額縁

規格のデッサン用額縁サイズ以外のもの(細長い額縁、真四角な額縁など)や、収めたい作品が、特殊な物(ユニフォーム、タオル、ボールなどの作品に厚みがあるもの)を収める場合は、特注額縁となり、作品に合わせて作製いたします。
特注額縁の見積(無料)を希望される場合は、「オーダーメイド額って?」を参考に「お見積もり依頼」ページをご利用ください。

立体額縁の場合

立体額縁とは、通常の額縁に、「高さ」を加えた額縁です。ガラスと作品の間にガラスが落ちてこないよう、「ガラス押さえ」を加え、底部分には「底板」を使います。当社では、底板にボンドで作品を接着したり、穴を開けて針糸などで作品を固定します。「ガラス押さえ」と「底板」部分には、布を貼り作品の持つイメージを際立たせることができます。布は数種類から、お選びいただけます。

立体額縁の断面図

※ユニフォームを収める場合
当社では、ユニフォームは、ハリパネ(スチロール状のもの)に布を貼り、その上にユニフォームを飾りたい型にして、ユニフォームの上からマチ針をユニフォームとハリパネごと貫通させ、裏側でマチ針を折り曲げテープで貼ります。

立体額縁の収め方

立体額の底の部分は、基本的にはベニヤ板に布が張ってあるだけなので、木製品と作品を接着することになります。
方法は下記の3つです。

ボンドで接着し固定する

陶版、お皿など接着剤でつけてもいい作品に使用する固定方法です。
作品に合った接着剤をお使い下さい。

釣り糸(テグス)や針金で固定する

底板のベニヤ板に穴をあけ、その穴から糸を通して、ベニヤ板と作品を固定する方法です。
写真の扇子は釣り糸でとめて固定してあります。

マチ針とテープで固定する

ユニフォームなど衣類の固定方法です。
布張りのハリパネ(スチロール状のもの)にユニフォームを飾りたい形に置き、マチ針でハリパネとユニフォームを貫通させ、裏側でマチ針を折り曲げて、マチ針が危なくないように、またユニフォームが動かないようにするためにテープを貼ります。

ユニフォームの固定の仕方

© 1998 TAKAYAMA GAKUBUCHI, INC.